禅宗建築の窓に多く用いられている。花頭とは蓮の花弁を図案化したもので、茶室では給仕口などにこれを模した形で作り、花頭口ともいう。主に、寺社建築・城郭建築・住宅建築などに見られる、上枠を火炎形(火灯曲線)または、花形(花頭曲線)に造った特殊な窓である。