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外構事例
【横浜市・個人邸実例】緑と暮らすナチュラルモダンな玄関&ガーデン|天然芝・ウッドデッキ・リーフガーデンでつくる上質な庭
ナチュラルモダン×緑で端正なエントランスに 今回ご紹介するのは、モダンなデザインのファサードが迎えてくれるこちらの住宅。玄関前の床全面は土間コンクリートの清潔感のあるグレーの濃淡で仕上げ、合わせるプランターも濃いグレーと、全体的にモノトーンで構成されていますが、無機質になりすぎないよう、玄関扉や宅配ボックスは木調の素材を用いて、ナチュラルモダンのイメージを演出しています。 そこに植栽されたコニファー類やハーブ類は、華やかな花色ではなく一年を通して観賞できる葉の美しさが魅力。緑のコントラストや葉の形状の違いが、色数を絞った中にも変化を生み、上品で飽きのこないファサードガーデンに仕上げています。 モダンなデザインのファサードに引き立つ、さまざまな瑞々しい緑の色彩。 表札やインターフォンなどを兼ねた機能門柱には、ガビオン(Gabion)という、天然石などを金網のカゴに詰め込んだデザインを採用。ガビオンは、もともとは土木などで使われる蛇篭(じゃかご)という河川の土留めや護岸工事に使われるものを、モダンなエクステリアアイテムとして活用した構造物で、近年人気が高まっています。見た目のスタイリッシュさだけでなく、決まった形の金網のカゴに石を詰めてつくるため自由度が高く、専門性が要求される従来の石積みに比べて施工がしやすいというメリットもあります。 パーキング脇のデザインウォールで統一感を エントランスへ続く、住宅横に設けられた駐車スペース。 住宅の横には、駐車スペースがあり、その後ろにはガーデンが広がります。駐車スペースと奥のガーデンの境界には、玄関扉と同じ木調の縦板張りデザインウォールを設置することで、住宅全体にまとまりのあるデザインになっています。 デザインウォールには、駐車場の照明にもなるブラケットライトを仕込んでアクセントに。足元に置かれた植栽や隙間のあるフェンスからのぞく木々の緑がうるおいを感じさせ、シンプルでも寂しい景色にならない工夫がされています。 デザインウォールを背後から彩るレモンイエローのプリペット。 豊かな緑が広がる天然芝の庭 駐車場からガーデンに入る。 駐車場の奥に広がるのは、驚くほど緑豊かな天然芝の庭。庭へとつながる入り口からは、フェンス沿いに植えられた2本のコニファーの間から、庭奥のウッドデッキがちらりと見えます。この植栽の配置により、ガーデン全体を見せるのではなくほんの一部だけをのぞかせることができ、庭への期待感をより膨らませる演出が見事ですね。 広々として多目的に使えるウッドデッキ。 ガーデンに足を踏み入れると、入り口から見えていたウッドデッキの全体像が目に飛び込んできます。広々としたウッドデッキは、室内の床とレベル(水平)を揃えた分、高さがあるため、ステップを設置。あえて横幅を不揃いにした3段の階段は、オブジェとしても素敵です。敷地いっぱいに設置したウッドデッキは、人数が多いファミリーパーティーやグランピングなど、ただくつろぐだけでなく多目的な用途に使えるスペースになります。 隣地境界のフェンス際は多様な緑が彩るリーフガーデン 高・中・低木を取り合わせ、下草の中にレンガタイルの床面で変化をつけています。 レンガタイルの左右に植栽を配置。 隣地との境界に設置されたフェンスの足元には、低木や下草を植栽することで天然芝の庭をより広く見せています。この場所の植栽も、ギボウシやグラス類を始め、色や形、大きさなど、特徴ある多様なリーフ類をバランスよく組み合わせた、爽やかなリーフガーデン。さまざまな緑のグラデーションが楽しめる葉は観賞期間が長く、ローメンテナンスでも美しい庭景色を維持できます。また、植栽の一角にはレンガタイルを敷いたスペースをつくり、左右に植物を配置することで、単調にならず広がりのある植栽帯に。 緑の中に茂る、明るいキャラメル色のヒューケラがアクセント。 カラフルな花がなくても、バリエーションに富んだ色形を持つ下草を配することで、見ごたえのあるガーデンに。おしゃれでまとまりのあるリーフガーデンの中、緑のコントラスト(明暗)が弱い部分は、明るいキャラメル色のヒューケラをアクセントに置くことで、変化のあるガーデンになります。 敷地のコーナー部分に植栽のまとまりをつくることで、メリハリの効いた景色に。 敷地の隅の物置小屋も、木調切妻屋根のデザインにすることで、ガーデン全体と統一感が生まれ、ガーデンの一部に自然になじみます。 愛着を生む芝生のお手入れ 天然芝は雑草を抜いたり芝刈りをしたりと、美しい景観を保つにはある程度のメンテナンスが必須。ですが、こうした日々のメンテナンスを楽しめると、より庭に愛着が生まれます。 芝生のメンテナンス作業としては、5~10月には2~3週間に1回芝の刈り込みが必要。長く伸びすぎてから一気に刈り込むと茎だけが残ってしまうため、光合成をするための葉を残すよう、こまめに刈るのが緻密な芝生づくりのポイントです。また、エアレーションといって、年に一度、土壌に細かい穴をあけ、その穴に目土をいれます。固くなった土に穴をあけることで水はけと通気性をよくし、根から元気にすることができます。 まとめ モノトーンで構成されたファサードは、木調の素材を入れ込んでナチュラルモダンなデザインに。コニファーやハーブ系、多肉植物などをプランターに植え、うるおいがありつつ乱雑になりにくい、一年中整った緑をプラスすることで、ナチュラルモダンなイメージが強調されます。 庭を緑豊かにしようとすると、つい植栽スペースを広く取りたくなりますが、必ずしも面積の広さが緑の豊かさにつながるわけではありません。コニファーなどの常緑樹をはじめ、高木・中木・低木をバランスよく配置し、ギボウシやグラス類、斑入りのカラーリーフなど、長期間にわたって葉姿を楽しめる植物を組み合わせることで、限られたスペースでも十分な緑のボリュームを感じられます。 一方、植栽スペースを広げすぎると、雑草取りや剪定など、想像以上にメンテナンスの手間がかかることも。大切なのは、植栽エリアとデッキなどの屋外空間とのバランス。単に洗濯物を干す台として使われがちなウッドデッキも、予算があればできるだけ広く取っておくと、ホームパーティーやグランピングなど多目的に使えるスペースとして大活躍してくれます。デッキにも十分な広さを確保することで、緑が引き立つ洗練された景観をつくりながら、日々の管理の負担を軽減できます。 皆さんも毎日過ごす住まいの環境を考えて、素敵な屋外空間をつくってみてはいかがでしょうか? 設計施工:ヘブンズガーデン 宮元健太
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まるでカフェのようなおうち時間! ピザ窯&野鳥が訪れる「緑とDIYに囲まれた家」をご案内
DIYで彩るファサード回りや塀、フェンス 温かみのあるエントランスが迎えてくれるこちらの住宅。まるで本物のレンガのような質感ながら軽量のレンガタイルの門袖には流木を立ち上げ、手作り風の立水栓がアクセントになっています。表札も、この雰囲気にぴったりのオリジナル。花壇からこぼれるように咲くクリーピングタイムのピンクの花や、ツルニチニチソウの生き生きとした葉が、赤茶色のレンガタイルに映えています。 横板張りフェンスとモッコウバラ。 住宅の周囲には、風が通るよう板の隙間を広く取った横板張りのフェンスが。このフェンスもDIY作品で、風通しをよくすることで植栽の蒸れを防止するとともに、庭の中にも心地よい風を呼び込んでいます。取材に伺ったゴールデンウィークを間近に控えた4月末には、ちょうどモッコウバラが満開を迎え、フェンスに絡み咲く美しい光景を見せていました。 ブロックとデザインウォールの隙間も植栽スペースに。 デザインウォールを背景に、カラーリーフやセダム類の美しい葉色が引き立ちます。 フェンスにつながる道路際の塀の内側にはデザインウォールを設け、そこにあけた窓にも花鉢を置いて演出スペースに。窓に渡したバーは、デザインを引き締めると同時に、鉢が誤って道路に落ちないよう安全性も確保しています。塀とデザインウォールの間には、開花期以外も楽しめるセダム類やカラーリーフなど、葉が美しい植物を植栽。なごみのある心地よい空気を演出しています。 ピザ窯のあるウッドデッキは素敵なアウトドアリビング ウッドデッキの脇のグッズたち。 続いて、アウトドアリビングとなるウッドデッキを拝見してみましょう。 壁際や壁面には大小さまざまな棚が取り付けられ、シャビーシックな雰囲気に似合う多肉植物の鉢や、可愛らしい犬の足跡マークや馬などの小物が並びます。フェンスに絡むモッコウバラがほどよい目隠しになり、道行く人々の視線も気にならないこの空間は、庭主さんの“好き”が詰まったくつろぎのスペースです。 ウッドデッキに設えられたテーブルには、チェック柄のテーブルクロスが掛かり、その隣には本格的なピザ窯が。まるでカフェのような雰囲気のなか、焼き立ての美味しいピザとともにランチやディナーが楽しめるなんて素敵ですね! アウトドアリビングの天井はガラス張りになっており、これもご主人のオリジナルで作ったものです。日差しの強い日には、よしずをかけて日除けにしています。 よしずで日除けができます。 庭は素敵な植栽や多肉植物でいっぱい 赤銅色の葉が目を引くコルディリネやハンギングが下がる庭木など、見所いろいろ。 ピザ窯の背後には、外周のデザインウォールやフェンスに沿って細長く植栽された庭があります。一見すると狭いスペースのように見えますが、変化に富んだ植栽に、小物がバランスよく配され、目を楽しませてくれます。デザインウォールの内側には、コルディリネ・オーストラリス‘レッドスター’が。周囲の緑の中で、アクセントカラーとなる赤みの細長い葉が引き立っています。 庭のところどころには、たくさんの多肉植物をぎゅっと集めたお皿や、愛犬家の庭主さんが集めた可愛らしい犬の雑貨が。庭木にはハンギングが下がり、周囲を見れば植栽棚も目に留まります。ウッドデッキの脇にはDIYで作られた白い水栓流し台が設えられ、オリジナリティ満載です。 多肉植物のお皿と服を着た犬のオブジェ。 DIYで作った白い水栓流し台。背後には満開のモッコウバラ。 おしゃれな室内もDIYがいっぱい! キッチン前のホールに飾られた、レトロなトランジスタラジオや車など。 室内から見るウッドデッキ。窓から一歩出ればいつでもこの空間が楽しめます。 ウッドデッキにつながるのは、リビングの隣の部屋。掃き出し窓からアウトドアリビングへとシームレスにつながり、空間が広く感じられます。この部屋やキッチン横のホールにはトランジスタラジオが飾られていて、レトロな雰囲気が温かみのある空間と調和しています。 レトロなトランジスタラジオがいっぱい。 窓際にパキラが育つリビング。 ふかふかのクッションやソファが心地よさそうなリビングの一角には、円錐形のクロスで囲われた愛犬のお部屋も。リビングの棚にもラジオやムーミンなどの置物が飾られています。 愛犬のお部屋。 リビングの窓からも庭が見られます。 トランジスタラジオやムーミンなどの置物。 洗面所に置かれた洗面台も、既製品でなく、壁がタイル張りのオリジナル。壁際にはグレイッシュな青い額縁の絵が飾られ、清潔感がありながらおしゃれな雰囲気を演出しています。 野鳥の訪れる庭 ハトがやってきました! 「ここには鳥たちがたくさんくるので、お皿にエサを置いてあるんです」とご主人が口にし、ウッドデッキに遊びに来る鳥たちについて話が弾んでいた時、タイミングよくハトが1羽やってきました。お皿に飛び降りエサをつつき始めると、しばらくして満足そうに去っていきました。こうして野鳥が遊びに来るのも、目の前が公園という環境だからでしょうか。 エサ台に留まったハト。 美味しそうについばんでいます。 最近新たに制作したバードフィーダー。 まとめ 手作りピザが楽しめるピザ窯を備えた庭には多肉やカラーリーフの植物が満載で、鳥たちが遊びに来てエサをつつく……自然環境の緑と共に生きる、人間にとってもストレスのない安らぎの暮らしがある住宅でした。DIYのフェンスや窓のあるデザインウォールが緑となじんでいます。植栽は過湿による根腐れ防止や病害虫予防のため、風通しが大切。フェンスの横板張りの間隔を広くしたり、風が抜ける窓を設けることで空気の流れを確保するデザインは、外から室内にも風が通り室内も涼しくなり、人間と緑にとっても一石二鳥ですね。 ガーデンを丹精されるのは主に奥様。道路から見てもメインとなるモッコウバラが華やかで、周囲の美観も向上します。一面に茂るモッコウバラには目隠し効果もあり、道路からの視線カットにもなります。 公園前の敷地は緑豊かで環境がよいことが魅力である一方、家の美観を保つには枯れ葉の掃除などが求められるケースも。今回ご紹介した住宅のように、庭や道路際の植栽の手入れと同時に道路の掃除もすることで、町の景観への配慮にもなります。 緑に囲まれた住まいは一定の手入れも必要ですが、それを差し引いても人間が気持ちよく快適な生活ができる場所。皆さんも心地よい快適な生活が送れるよう、緑を育ててみてはいかがでしょうか? お庭のデザイン&DIY:粟根浩 大嘉産業株式会社環境施設部
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【実例紹介】建築と緑が引き立て合う家──構造と植栽がつくる、心地よさの設計思想
構造と緑を一体で考えた、建築家住宅 今回拝見したのは、メインガーデンと中庭を備えた、建築家設計の住宅です。印象的だったのは、庭だけが主役になるのでも、建築だけが目立つのでもなく、構造と緑が同じ温度感で存在していること。どちらかが前に出すぎることなく、互いを引き立て合う関係が、家全体の心地よさにつながっていました。 素材の選び方に表れる「ハードとソフト」の関係 花壇と外壁タイルに注目してみましょう。床は御影のピンコロ、花壇の立ち上がりも石積みで統一され、落ち着いた基調がつくられています。 外壁タイルは暖色系の色ムラを持たせつつ、一部に黒を差し込むことで空間を引き締め、やや幅を持たせた白目地が清潔感をプラス。この表情のある外壁に合わせて選ばれた植栽は、株立ちの枝ぶりに細かい品のある葉のヒメシャラと、きれいな青緑色の葉の低木ローズマリー。どちらも樹形や葉の質感が美しく、主張しすぎない樹種です。 派手な花や色を加えなくても、素材と緑が響き合うことで、十分な豊かさが生まれる。それが、この空間の「センス」の正体です。 中庭がつくる、光と緑のバランス 玄関を入ると現れるのは、間口5〜6mの、広がりを持つ中庭。明るい外壁と大判タイルの舗装が、光をやわらかく反射し、閉じた空間でありながら、伸びやかさを感じさせます。ここに配置されたオリーブは、視線を受け止めるシンボルツリーでありながら、空間を重くしない存在。構造の直線美を緑がやさしく和らげる、中庭ならではの役割を果たしています。 メインガーデンは「空」を感じさせる設計 南側は長いテラスに植栽で。 テラス奥の右手はミモザの高木が。 シンボルツリーの左手を見ると、間口2m程度の長いテラスがあり、リビング、ダイニング前の床は30cm角のベージュ色のタイルに変わっていました。リビング前にもオリーブの木がありました。 メインガーデンでは、あえて高木を増やしすぎず、空の広がりを感じられる構成に。ミモザをポイントに据えつつ、中低木や下草は自然風に配植され、土が見える部分もそのまま活かされています。庭づくりではしばしば、芝生やコケなどで土を隠すデザインがありますが、すべてを覆い尽くさないことで緑が呼吸し、庭全体に余白が生まれます。緑が多いのに重くならず、広い空の開放感を受けやすい気持ちのよい空間でした。 低木の配植で、テラスを歩きながらの眺めがいい雰囲気。 参考までに、ミモザはマメ科アカシア属の植物の総称として使われています。2~4月に黄色い房状の花が咲き、シルバーがかった細かい可愛らしい葉も美しい植栽です。ミモザの花言葉は「友情、感謝、優雅」で、お施主様の清い思いを感じました。 下草が自然風。 小ぶりの花の色が大人っぽい。 テラスから振り返って見るアイストップのオリーブの木。 オリーブの木から中庭を見る。左側はパーキング、右側は住宅。 ミモザのあたりまで進み、振り返って戻るときもオリーブの木がアイストップになっていて退屈しない中庭でした。オリーブの木を右手に曲がると、左側はパーキング、右側は住宅になります。 パーキングのライティングがハイセンス。 パーキングには高級車が3台並んでいましたが、興味を持ったのが木板にダウンライトの光がセンスよく並んでいるところです。木板に落ちる光は温かみがあってよい感じですね。 室内へ。緑と暮らしがつながるエントランス空間 エントランス前。 エントランスホール。 シューズクロークの面材は木板。 それでは、いよいよ室内に入ってみましょう。 エントランスホールの床には、大判タイルを敷き詰め、外部空間から室内へと自然につながる落ち着いた雰囲気をつくっています。奥のドアの先にはキッチンがあり、帰宅後の動線もスムーズ。 愛犬と暮らす住まいのため、エントランスから直接外へ飛び出さないよう、さりげなく柵を設けている点も、暮らしを丁寧に考えた設計です。 シューズクロークは木板の面材を用い、ホワイトベースの壁に温もりを添える存在。空間の随所には、お施主様ご主人のお気に入りのアートが飾られ、住まいに個性とストーリーを与えています。 吹き抜けが生む、立体的なドッグランスペース エントランスホールの右手には、思わず目を引く吹き抜け空間が広がっています。ここは、なんと室内ドッグランスペース。 1階から3階まで縦に抜ける構成とし、フェンスを設けることで、愛犬2匹が安全に過ごせる空間になっています。単なるペット用スペースではなく、住まい全体の一部としてデザインされている点が印象的です。 階段を上がるほどに広がる、空間のつながり 2階ロビー。 3階上り口あたりから見える吹き抜けのドッグランスペース。 階段を上がると、2階ロビーへ。少し濃い色味の木質フローリングと建具、黒いフレームの階段手すりが組み合わさり、落ち着きのある大人の空間が広がります。 さらに3階の階段上り口付近からは、1階エントランス横のドッグランスペースを見下ろすことができ、上下階が視覚的につながる構成に。縦桟を主体としたフェンスが空間にリズムを与え、機能性とデザイン性を両立しています。 緑を眺めながらくつろぐ、特別な水まわり空間 緑を眺められるジャグジー。 シャワールームと洗面スペース。 2階ロビーのドアを開けると、そこには屋外の緑を望めるジャグジー空間が現れます。ジャグジーの手前にはシャワールーム、その奥には洗面スペースが配置され、水まわり全体がひとつのリラクゼーション空間としてまとめられています。視線の先に常に緑が入ることで、室内にいながらも屋外とのつながりを感じられる設計です。 スタイリッシュな水栓と洗面ボウル。ヘキサゴンタイルのパターンも高級感満載。 トイレ空間も印象的でした。スタイリッシュな水栓と浅めの洗面ボウルに合わせ、壁面にはヘキサゴンタイルを採用。花のように広がるパターンがアクセントとなり、グレイッシュトーンが空間に上質さをもたらしています。 緑とともに暮らす、ワンフロアのLDK リビングの向こうはドッグランスペース。 吹き抜けのドッグランスペース。 1階は、キッチンからダイニング、リビングへと一直線につながる開放的なワンフロア構成。エントランスロビー脇の吹き抜けドッグランスペースを通ってリビングへと至る動線は、この住まいならではの特徴です。 リビングと並ぶダイニング、その左手に配置されたキッチン。それぞれの空間が緩やかにつながり、どこにいても窓越しに緑を感じられるため、室内全体がのびやかで心地よい印象に。建築の構造、暮らしの動線、そして屋外の緑。そのすべてが自然に結びつくことで、人も、愛犬も、無理なく心地よく過ごせる住まいがかたちづくられていました。 リビングから見たダイニングスペース。 ダイニングの窓越しの緑が豊かに。 まとめ|建築と緑が心地よさをつくる、ということ この住まいのメインガーデンで印象的だったのは、オリーブやミモザといった樹形の美しいシンボルツリーを軸にしながら、全体をゆったりと見せる植栽構成です。 中低木や下草は、すべてを覆い尽くすのではなく、あえて土の見える余白を残しながら自然風に配置。そのことで、庭に奥行きと呼吸するようなリズムが生まれていました。 また、緑は見た目の美しさだけでなく、暮らしの環境そのものにも働きかけます。樹木があることで風の通り道ができ、植栽の蒸散作用によって周囲の温度が和らぐ。さらに二酸化炭素を吸収し、酸素を放出することで、住まいの空気をやさしく整えてくれます。 この家が心地よく感じられる理由は、「たくさん植えているから」でも、「珍しい植物を使っているから」でもありません。建築の構造や素材と、緑の量・種類・配置が、最初から一体として考えられていること。それこそが、長く快適に暮らせる庭と住まいをつくる鍵でした。 これから家づくりや庭づくりを考えるとき、どんな植物を植えるかと同時に、「この建物に、どんな緑が似合うのか」そんな視点を持ってみる。 そこから、自分らしく、ゆったりと過ごせる住まいがきっと立ち上がってくるはずです。 設計:株式会社スリーパワーユニット+ケイズアーキテクツ一級建築士事務所 山下弘治 LLCデザインルーム
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外構事例
【実例拝見】高低差のある外構が劇的変身! “古い門まわり・アプローチ”が見違えるファサードリフォーム実例
家の第一印象を決める“門まわり”を明るく変身! 明るくきれいになったリフォーム後の門まわり。 門まわりは来訪者が一番初めに目にする場所。住宅の印象を決めるには、ここに立ったときに、気持ちのよいところにすることが大切です。 Before。 リフォーム前は、階段や塀が、経年によって暗いイメージになってしまっていました。そこで、階段をベージュのタイル張りに、塀は吹き付け塗装でそれより明るい色に、門柱のレンガはクリーニングで綺麗に。リフォームにより、とても明るく清潔感のある雰囲気に生まれ変わりました。 門柱の後ろのゴミ置き場。 門柱の後ろにはゴミ箱を置くスペースを用意。リフォーム前は門柱前にゴミ袋がありましたが、ここに隠せば見栄えもよく、忙しい朝にも以前より短い動線でゴミ出しをすることができますね。 階段・アプローチの色を変えるだけで「広く見える」空間に 色調が明るくなった階段は、広々と感じられるように。 Before。長年の汚れで黒っぽく変化した階段。 門扉を開けて右手の階段も暗い印象でしたが、30cm角のベージュのタイルと、それよりも明るい色の吹き付けの塀にリフォームされて、明るく広い印象へと一新。塀で囲まれた狭い階段は、明るい色でまとめることで、空間を広く感じさせることができます。道路からエントランスまでの高低差がある場合は、老後や介護など将来の問題も考え、手すりを付けておくこともよい工夫ですね。 曲線×乱形石のアプローチで奥行きと遊び心をプラス 玄関扉へ続くアプローチは乱形石張りで。 階段をのぼると現れる、エントランスに向かうアプローチは、単調にならないように乱形石張りで曲線を描き、柔らかいイメージに仕上げています。シンプルな階段をそのまま延長させることなく、変化のあるデザインにすることで、来訪者が周囲の植栽を眺めながらエントランスに向かうことができ、奥行きのある風景に。また、石張りのアプローチをブラウン系の濃淡のあるタイルで縁取ることで、遊びのあるラインが際立ち、楽しい雰囲気が一層感じられますね。 曲線と乱形石張りで、おしゃれで変化のあるアプローチに。 Before。土間コンクリート洗い出しに直線のシンプルなアプローチ。 異素材をつなぐ「見切り」がデザインのワンポイント アプローチ床と階段との境界はレンガタイルで引き締め。 乱形石張りで仕上げたアプローチと階段のタイルの間には、レンガ色のタイルを1列ボーダー状に入れています。異なる素材をつなぐ部材は「見切り」と呼ばれ、硬い階段と柔らかい乱形石張りのように、仕上げの違う部分をまとめやすくするのによい方法です。また、乱形石とタイルはどちらもベージュ系の色で、明るさの差があまりありません。こうしたケースでも、両者よりも少し濃い色のボーダーを入れることで、全体を違和感なく引き締めることができます。 エントランス前にも収納の工夫が 乱形石張りのアプローチを進んでいくと、エントランスポーチと繋がります。エントランスポーチには奥様のお気に入りの鉢物を置いて、明るく演出。ポーチの横には、目立たないようにゴミ箱置き場も設けてあり、暮らしの中で使い勝手がよいよう細かな配慮がされています。 失敗しない外構リフォームのポイント3つ 住宅やエクステリアのリフォームを行うにあたり、私の経験上でのポイントは次の3つです。 1.滑りにくい素材を選ぶ アプローチや階段にタイルや石張りを使う場合、表面がツルツルの素材は避けましょう。一番気を付けるべき素材は、石の磨き仕上げ。雨などで濡れていると、滑って転ぶ危険があ流ので、表面がざらざらしている素材のほうが安心です。また、余談ですが、大理石は雨水で風化が早くなるので、屋外に使うのは避けたほうがよいでしょう。 2.楽しめる動線を考える 門まわりからアプローチやエントランスに向かう動線は、直線ではなく、来訪者が左右を眺めながら緑や花々を楽しめるようなゆとりを持ったプランにすることで、潤いや安らぎのある空間になります。最近では緑の多いアプローチが人気。ガーデンセンターにはアプローチを彩るのにぴったりの花鉢などがたくさんありますので、ぜひチェックしておきましょう。 3.色選びで広く見せる 狭い空間では、暖色系の明るい色で構成することで、多少ながら広い印象を作ることができます。足元の下草やグラウンドカバーにを明るい葉色のものを選ぶだけでも、敷地を広く見せるイメージ効果が生まれます。 カラーデザインの効果を実感! 3色のボーダー(セパレーション)で全体のイメージを変える リフォームデザインの参考に、メインとなる2色の間をつなぐ色彩にブラック、グレー、ホワイトのボーダーを入れたときの、それぞれのイメージの違いを見てみましょう。 *CADパース:オーセブン株式会社 a.ブラック:全体を引き締め 門扉や手すりは、住宅のサッシの色と同じブラックにすると高級感が生まれ、イメージが引き締まります。住宅の外壁がブラウンの場合は特に効果が発揮されます。 b.グレー:柔らかいイメージに 2色の間をグレーでつなぐことで境界があいまいになり、柔らかく見せることができます。 c.ホワイト:清潔感を演出 白を入れると清潔感が出て、爽やかで綺麗に見せることができます。 まとめ エントランスまでの道を彩るアプローチ脇の花壇。 近年、住宅とエクステリアのリフォームをする人が増加中。住宅本体をリフォームするだけでなく、門まわりやアプローチもリフォームして、敷地全体をきれいにしていくことも暮らしの質向上に重要なことですね。 今回の門まわりのリフォーム事例を参考に、毎日の生活が清々しくなるリフォームを計画してみてはいかがでしょうか? 設計施工:ヘブンズガーデン 常盤祥平
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2026/10/26 千葉県 株式会社ボックスウッド
2026/09/28 茨城県 株式会社Neight
2026/09/07 神奈川県 株式会社ワイドアルミ
2026/09/04 埼玉県 GREEN TEAM<br>(株式会社ツインテック)
2026/09/02 北海道 末広緑化造園株式会社
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