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コンテナで演出してみたい樹木たち(後編)

2. コンテナ植栽のポイン卜

コンテナ植栽で最も重要なことは、「土壌」といえます。地面での植栽と違い、限られた土量でできるだけ長い期間、健全状態を保つ必要があるからです。

造園における土壌の考え方は、大きく2つに分かれます。1つは、「花」や「実」を多くつけるために、大きく育てるための「土壌」です。この土壌は、目的が育てることに重点がおかれています。

2つ目は成長スピードを極端に抑制し、健全育成の状態をより長く保つ「土壌」の考え方です。植物は、当然コンテナ内でしか根をはることができません。植物が健全に育成するためには地上部と地下部(根)のバランスがとれていなければなりません。

前者の土壌では、肥料などの栄養補給も含め、メンテナンスを多く必要とします。それに比べて後者の考え方は、できるだけ手を加えることなく放置状態にすることになります。

したがって、前者と比べると花の咲く量は当然少なくなります。また植物は成長に必要な要素を大半土壌から吸収することになるので、吸収された分、土壌が目減りしてきます。つまり、成長にともない補給していく必要が生じます。

2つ目の考え方は、近年の屋上緑化などにみられる無機物軽量土壌を使った植栽から発展してきました。屋上では、大規模な植栽の植え替え作業は現実的に難しく、メンテナンスリスクは環境的にも、低い方が望まれます。

したがって、ベースとなる樹木などの土壌基盤と季節の装飾的な花類の基盤を別々にしておくほうが、後々のメンテナンスも楽になるということになります。


同じデザインのコンテナ植裁を列配置した事例(なんばパークス)
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(なんばパークス) リュウノヒゲの植裁をしたベンチ一体型のコンテナ植栽(なんばパークス)
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(なんばパークス) 生産用の大型コンテナを活用する(大分緑化フェア)
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藤岡 成介(ふじおか せいすけ)
1963年兵庫県生まれ。ガーデニングによる花と緑があふれるまちづくりを提唱し指導している。園芸肥料メーカー勤務を通し本格的に植物との関わりを持つ。90年に独立。ガーデニングコンサルタント会社・環境文化センターを設立し、現在に至る。株式会社タカショー 顧問。家庭菜園を始める・続けるためのベストガイド『菜園生活パーフェクトブック』の監修・著。
監修:藤岡 成介(ふじおか せいすけ)