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つる性植物を使った立体演出

1.つる性植物の魅力

人気のクライミングローズ トレリス仕立て(ニュージーランド オークランド市)
人気のクライミングローズ トレリス仕立て
(ニュージーランド オークランド市)

つる性植物の人気が年々上がっています。西洋ではクライミングプランツまたはクラインバーという総称で呼ばれています。とくにその中から品種や人気の高いものは、別カテゴリーとしてガーデンセンターでは販売コーナーがあります。つるバラ(クライミングローズ)、クレマティス、ニンドウ(ロニセラ)などです。これは販売や設計において品種名まで明確にしていく必要がでてきたととらえるとよいでしょう。

一般園芸誌やイベント展示インターネットなどで直接ユーザーに情報が入手できるようになってきており、バラやクレマティスにおいてはマニアの方も年々増えています。品種やその品種の特性などは、生産メーカー(ナーセリー)に問い合わせて資料を入手しておきましょう。

つる性植物の人気に関しては、西洋での人気が数年遅れて日本で開化する傾向にありました。しかし最近は数年もかからずほぼ同時に紹介されていくものも少なくありません。英国のチェルシーフラワーショーやBBCガーデンショーなどで紹介されていると、英国での人気や流行はいち早く伝えられやすくなってきています。

とくに植物の流通に関わるプロは、BBCガーデンショーに行かれることをお勧めします。多くのナーセリーが出展しており、一般ユーザーがそこで購入できるようになっているためタイムリーに傾向がわかります。

ただ、ヨーロッパや米国のそのままを展開するのではなく、日本の環境での適応性などをふまえてそれぞれのプロの視点で検証してから展開を考えることも必要です。海外から投資をかけて導入をしたものの失敗したということも少なくありません。当たり前のことですが、開花時期や成長スピードなどかなり英国とは差が生じます。少なくとも2〜3年は様子をみたいものです。

ヒントは日本にもともと自生している植物をあらかじめ把握しておくと理解しやすくなります。学名を調べることも努力しましょう。ガーデンや都市空間においてうまくつる性植物を活かすためには、つる性植物のそれぞれの特性をまずよく理解しておく必要があります。

いずれにせよ大きく成長していく過程で、剪定など管理の手を入れる必要が生じます。将来どのようにしていきたいのか? など目的にあった品目の選択 をしていくことが大切です。


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藤岡 成介(ふじおか せいすけ)
1963年兵庫県生まれ。ガーデニングによる花と緑があふれるまちづくりを提唱し指導している。園芸肥料メーカー勤務を通し本格的に植物との関わりを持つ。90年に独立。ガーデニングコンサルタント会社・環境文化センターを設立し、現在に至る。株式会社タカショー 顧問。家庭菜園を始める・続けるためのベストガイド『菜園生活パーフェクトブック』の監修・著。
監修:藤岡 成介(ふじおか せいすけ)