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つる性植物を使った立体演出

クライミングローズの育て方(前編)

1.植えつけ場所

バラは日当たりを好みます。またなるべく風通しのよい場所が育てやすく、風通しの悪い場所は、黒星病やうどんこ病が発生しやすくなります。土壌は、有機物を多く含む肥沃な土で、水はけをよくします。有機物は腐葉土のほかに、堆肥などを多めにすき込むとよいでしょう。冬季や夏季にはしっかり株もとに腐葉土でマルチングを施し、乾燥を防ぎます。

2.水やり

鉢植えの場合は、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。露地植えは、真夏の雨が少ない時乾燥に気をつけてたっぷりと与えます。水の与えすぎに注意しましょう。

3.施肥

鉢植えの場合肥料は、生育期は定期的に液体肥料や発酵油かすの固形肥料などの置き肥を、追肥として与え、冬季に寒肥として発酵油かすの固形肥料やマグァンプKなどの基肥を施します。露地植えは、冬季に寒肥として発酵油かすの固形肥料などを施し、花後にも同じ肥料を追肥すると効果的です。

4.病気と害虫

黒星病は、梅雨どきなど雨が多い時期に発生します。葉に黒い斑点ができ、黄化して落葉します。葉が失われると生育が著しく悪くなります。うどんこ病は、春と秋に新芽を中心に白い粉を吹いたようになり萎縮します。落葉はしませんが生育が阻害され、花がきれいに開かないこともあります。アブラムシは、主に春と秋に新芽や蕾につき、樹液を吸ってしまいます。新芽が萎縮し成長が阻害されます。カミキリムシは、成虫が初夏に飛来し、枝を枯らします。また幼虫は土の中で株元から中心部を食い荒らし、株を枯死させます。


パーゴラを連続させたトンネル仕立て(英国 ウィズレー植物園) ジューンベリーとバラの競演
(兵庫県三田市 オープンガーデン)
ジューンベリー(アメリカザイフリボク)

バラ科 ザイフリボク属 北米原産
Amelanchier spp.

早春には小さな白花が多数咲き、初夏にワイン色の球形の果実が実る。晩秋の紅葉も大変美しい。英国で一般にジューンベリーは、A.laevisをさす。他にA.lamarckiiやA.canadensis、A.ovalisなどの品種がある。


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藤岡 成介(ふじおか せいすけ)
1963年兵庫県生まれ。ガーデニングによる花と緑があふれるまちづくりを提唱し指導している。園芸肥料メーカー勤務を通し本格的に植物との関わりを持つ。90年に独立。ガーデニングコンサルタント会社・環境文化センターを設立し、現在に至る。株式会社タカショー 顧問。家庭菜園を始める・続けるためのベストガイド『菜園生活パーフェクトブック』の監修・著。
監修:藤岡 成介(ふじおか せいすけ)