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キッチンガーデンの普及と活用

3. キッチンガーデンの基礎知識 土壌

土づくり

 野菜づくりの最大のキーポイントは、「土づくり」です。いくら良い環境下で健全な苗を植えつけても、土がよくなければ失敗してしまいます。すべての植物に共通することですが、野菜の場合は特に一作ごとに植え替えをしていくため(連作)、しっかりと理解をしておく必要があります。まず、土壌に関する知識を基本的に整理しておくとわかりやすく理解できます。「土」は、園芸の世界では「用土」「培養土」と呼ばれます。市販されている土を見て、「培養土」は商品の段階でさまざまな土が混ぜられているものを指します。また逆に単体で混ぜられていないものを総称で「用土」といいます。

土壌の特性について

1. 大半の野菜は弱酸性を好みますが、中には弱アルカリ性がよい場合もあります。通常土壌の酸度は、pHの数値によって判断されます。一般の家庭において常に土壌のpHを計り続けることは困難ですので、数の少ない弱アルカリ性を好むものを覚えておくほうが楽といえます。酸度は、植物の生育において大きな影響を及ぼす要素です。

土壌の特性

2. 土が固まってしまわないようにするためには、土壌を団粒子構造にしておく必要があります。さまざまな大きさの粒子が混ざり合い、有機物がしっかり含まれていると土は固まりません。植物の根は呼吸をし、水分や栄養素を吸収する役割があるので、土が固まってしまうと弱ってしまい健全に育成できません。全体に植物が生きていく土壌は、1.気相 2.固相 3.液相にわかれ、それぞれバランスよく保っている状態が望まれます。

土壌を団粒子構造

3. 生育に有効な微生物を増殖し、さらに良い土にする。植物が根から栄養分を吸収するためには、微生物の力を必要とします。直接水に溶けて吸収する要素もありますが、大半は微生物によって吸収される状態になります。堆肥には多くの有効な微生物が含まれているので、用土を混合する際に堆肥を忘れずに混ぜ込みましょう。

良い土壌のポイント4つ

1. 保水性が良い土
2. 保肥性が良い土
3. 排水性が良い土
4. 通気性が良い土

保肥性の高い土のイメージ

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藤岡 成介(ふじおか せいすけ)
1963年兵庫県生まれ。ガーデニングによる花と緑があふれるまちづくりを提唱し指導している。園芸肥料メーカー勤務を通し本格的に植物との関わりを持つ。90年に独立。ガーデニングコンサルタント会社・環境文化センターを設立し、現在に至る。株式会社タカショー 顧問。家庭菜園を始める・続けるためのベストガイド『菜園生活パーフェクトブック』の監修・著。
監修:藤岡 成介(ふじおか せいすけ)