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キッチンガーデンの普及と活用

7. 人気の野菜リスト (2)

ダイコン
Raphanus sativus L.
ダイコン
アブラナ科 ダイコン属
地中海・中央アジア原産
英名 Daikon 大根
春と初秋の2回作付けできます。種をばらまきして本葉が2枚から3回に分けて間引きしていきます。その都度土寄せをし、1本立ち状態で外葉が垂れ下がるようになれば収穫時期です。遅れると"す"が入るので注意しましょう。
コマツナ
Brassica campestris L.
コマツナ
アブラナ科 アブラナ属
中国原産
英名 − 小松菜
種まきは、1カ所に5〜6粒の点まきをします。秋まきでは不織布をトンネルかけして防寒しておきます。本葉が2枚から3回に分けて間引きしていきます。2カ月程度で収穫できますが、肥料切れに注意しましょう。プランターでも簡単に楽しめます。
ニンジン
Daucus carota L.
ニンジン
セリ科 ニンジン属
アフガニスタン原産
英名 Carrot 人参
弱酸性を好むので、床づくりの際に苦土石灰などを入れすぎないようにします。本葉が5〜6枚になるまでに3回に分けて間引きをします。種まきから3〜4カ月で収穫ができます。2カ月半程度で収穫できるミニキャロットも人気です。
 
ホウレンソウ
Spinacia oleracea L.
ホウレンソウ
アカザ科 ホウレンソウ属
西アジア原産
英名 Spinach 菠薐草
種まきは、ばらまきをして、間引きながら育てます。秋作の方が作りやすく、初心者にはおすすめです。幼苗期には不織布をトンネルかけして遮光と雨よけをした方がよいでしょう。2カ月程度で収穫できます。プランターでも簡単に楽しめます。
サニーレタス
Lactuca sativa var. crispa
サニーレタス
キク科 アキノノゲシ属
西アジア・地中海沿岸原産
英名  Leaf lettuce 赤縮緬萵苣
結球しませんが、プランターでも簡単に育てられます。種まきは、ばらまきか点まきをして間引きしながら育てます。葉が10枚くらいから外葉から徐々に収穫していきます。発芽は好日性なので覆土は控えめにするのがポイントです。
シュンギク(キクナ)
Chrysanthemum coronarium L.
シュンギク(キクナ)
キク科 キク属
地中海沿岸原産
英名 Garland 春菊
種まきは、ばらまきか点まきをして間引きしながら育てます。本葉3枚、5〜6枚でそれぞれ間引きをします。発芽は好日性なので覆土は控えめにするのがポイントです。プランターでも簡単に育てられます。
 
タマネギ
Allium cepa L.
タマネギ
ユリ科 ネギ属
中央アジア原産
英名 Onion 玉葱
市販苗を植えるとより簡単に育てられます。秋にしっかり株を充実させることがポイントです。初夏に、葉が倒れてきたら収穫時期です。早春にまくミニタマネギもプランターでも育てられ、人気品種です。収穫した後は、涼しい場所で吊るして保管します。
ネギ
Allium fistulosum L.
ネギ
ユリ科 ネギ属
中国西部・シベリア原産
英名 Welsh onion 葱
市販苗を植えるとより簡単に育てられます。実生だと2〜3カ月で収穫できる株になります。根深ネギは高うねで、土寄せするのがポイントです。プランターでも小スペースでできる作物で周年楽しめます。
アスパラガス
Asparagus officinalis L.
アスパラガス
ユリ科 クサスギカズラ属
南欧・ロシア南部原産
英名 Asparagus 石勺柏
3年目の株を植えつけると、翌春から収穫ができます。床土は、苦土石灰を施して弱アルカリ性気味にしておくのがポイントです。ピートモスは控えめに。夏場は、収穫せずに葉を茂らせておきます。生育が旺盛なので、スペースを確保します。
 
インゲンマメ
Phaseolus vulgaris L.
インゲンマメ
マメ科 インゲンマメ属
メキシコ南部原産
英名 Snap bean 隠元豆
株間を35cmくらいで、点まきします。床づくりの際に合掌式に支柱立てをしておきましょう。開花後、2週間くらいでさや状になり実がつきます。中のマメが膨らんできたら収穫できます。プランターでは、あんどん支柱を使うと育てられます。
エンドウ
Pisum sativum L.
エンドウ
マメ科 エンドウ属
中央アジア・中近東原産
英名 Pea 豌豆
晩秋のたねまきは、早すぎると冬に株が傷むので注意しましょう。早春に市販苗を植えつけるのも簡単に育てられます。開花後、1週間程度が収穫の目安です。さやの実があまり膨らまないうちに収穫します。ネット支柱が便利です。
シソ
Perilla ocymoides L.
シソ
シソ科 シソ属
中国原産
英名 Perilla 紫蘇
青葉は、大葉ともいわれます。ジュースにして楽しむこともでき、長期間の収穫が期待できます。秋にとうが立ち花も収穫できます。晩秋に、種を自家採取できます。夏場の水がれに注意するのがポイントです。
 
サツマイモ
Ipomoea batatas Poir.
サツマイモ
ヒルガオ科 サツマイモ属
中央アメリカ原産
英名 Sweet potato 甘藷
4月頃から市販されるつる苗を入手し、株間30cmくらいで植えつけます。夏場に余分な茎を取り除くつる返しをするとより充実したイモができます。収穫は、株元から試し掘りをしながら掘り起こします。スコップで傷つけないように注意しましょう。
トウモロコシ
Zea mays L.
トウモロコシ
イネ科 トウモロコシ属
メキシコ原産
英名 Corn 玉蜀黍
株間30cmくらいで3粒ずつ点まきします。5月下旬に間引きをして、株元を軽く土寄せしましょう。風の通る場所では簡単に布掛け支柱をするとよいでしょう。雌花は、上から2つを残して下部分はすべて芽かきすると実が充実します。摘み取った芽も食べられます。
イチゴ
Fragaria × ananassa Duch.
イチゴ
バラ科 オランダイチゴ属
アメリカ原産
英名 Strawberry 苺
秋に市販される苗を植えつけ越冬させます。冬季に土を乾燥させないのがポイントです。しっかりマルチングします。4月ごろに伸びてくるランナーは、すべてピンチしましょう。収穫の後半にでてきたランナーの小株をポット植えし、秋にまた定植します。
 
ミョウガ
Zingiber mioga Rosc.
ミョウガ
ショウガ科 ミョウガ属
アジア東部原産
英名茗荷
半日陰で湿潤な土壌を好みます。市販苗は、6月ころから出回ります。株間20cmで植えつけます。花ミョウガと呼ばれる開花前の蕾と、ミョウガタケと呼ばれる柔らかい茎を食用にします。収穫の終わるころにお礼肥を与えましょう。
 

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藤岡 成介(ふじおか せいすけ)
1963年兵庫県生まれ。ガーデニングによる花と緑があふれるまちづくりを提唱し指導している。園芸肥料メーカー勤務を通し本格的に植物との関わりを持つ。90年に独立。ガーデニングコンサルタント会社・環境文化センターを設立し、現在に至る。株式会社タカショー 顧問。家庭菜園を始める・続けるためのベストガイド『菜園生活パーフェクトブック』の監修・著。
監修:藤岡 成介(ふじおか せいすけ)